危険物施設の風水害対策について
危険物施設を保有する事業所の皆様へ
●風水害に備えた安全対策について
近年の集中豪雨や台風の影響により危険物施設の重大事故が発生しています。これらの事故に対処すべく、中央防災会議において防災基本計画の修正が決定され、
「事業者は、危険物施設等関係施設が所在する地域の浸水想定区域及び土砂災害警戒区域等の該当性並びに被害想定の確認を行うとともに、確認の結果、風水害により危険物等災害の拡大が想定される場合は、防災のため必要な措置の検討や、応急対策にかかる計画の作成等の実施に努めるものとする」とされました。
このことを踏まえ、危険物関係事業者の方には養父市・朝来市が策定した防災マップにより、危険物等関係施設が所在する地域の浸水想定区域及び土砂災害警戒区域等の該当性並びに被害想定の確認を行っていただくとともに、総務省消防庁が示す
「危険物施設の風水害ガイドラインについて」に基づいて危険物施設の風水害対策の推進をお願いします。
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養父市防災マップ
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朝来市防災マップ
※朝来市防災マップを見るには、zoomaビューワをインストールする必要があります。
●危険物施設の風水害対策ガイドラインについて
【危険物施設の風水害対策ガイドライン】
総務省消防庁の「危険物施設の風水害対策ガイドライン」では3つのポイントが挙げられています。
1.平時からの事前の備え
2.風水害の危険性が高まってきた場合の応急対策
3.天候回復後の点検・復旧
※危険物施設の風水害対策ガイドライン(消防災第55号及び消防危第86号通知)
【危険物施設の形態別のポイント及びチェックリスト(例)】