兵庫県初のバス型救助工作車に更新しました

　朝来消防署の救助工作車を更新し、平成30年４月1日より運用開始しました。
　この車両は近年、複雑多様化する救助事案に対し、最新鋭の装備と資器材で南但地域の安全と安心を守ります。
　また兵庫県内初のバス型救助工作車はキャビンの居住性に優れ、災害現場へ行きながら個人装備を整えることができ、今まで以上に迅速な救助活動が可能となります。

車両データ

１　メーカー
　　・シャシ　　　　　日野自動車株式会社
　　・艤　装　　　　　帝国繊維株式会社
　　・納　入　　　　　キンパイ商事株式会社

２　車両諸元
　　・全　　長　　　　7,920mm
　　・全　　幅　　　　2,340ｍｍ
　　・全　　高　　　　3,260ｍｍ
　　・車両総重量　　　11,495kg
　　・総排気量　　　　5,123cc
　　・駆動方式　　　　フルタイム4WD
　　・乗員定数　　　　５名

３　車両の特徴
　地域の道路事情を考慮し可能な限りコンパクトな車両にしています。
　主な装備は常時5.0トンの牽引能力を発生するフロントウインチ、吊り上げ能力2.9トンの４段クレーン、3,000ワット×２LED照明を装備しています。
　また交通事故にも早期に対応可能なバッテリー式油圧救助資器材をはじめ、大型車両や救出困難な事故車両を容易に破壊できる大型油圧救助資器材を積載しています。
　更に大規模地震を想定したコンクリート破壊機具と切断機具、金属や木材を同時に切断できるチェーンソー等も積載しています。